1月13日(月)成人の日。ハタチの倍以上生きている私たちは特に何の感慨もなく、天気がいいので秩父へ向かった。
秩父鉄道はSuicaが使えない、昔なつかしい切符を買って乗車。車両は旧式の天井に扇風機のあるタイプ。こんなところに旅情を感じるのだ。
さて、
スタートは秩父鉄道の野上駅から。10:30、のんびりとした出発ですな。
車道を15分ほど歩いて目印の萬福寺を過ぎると登山道の入り口。30分程度ぐいぐい登ると平らな尾根に出る。
のんびりした尾根道、ここが長瀞(ながとろ)アルプス。気持ちいいー。
宝登山の山頂が、見えたー!
ここから一旦下がって舗装された林道を歩き、途中でまた登山道に入る。
階段状の丸太が連なる急登を登りきると、
12:05、宝登山(ほどさん、標高:497.1M)山頂到着。
遠くに秩父の名峰、武甲山が見える。
こちらは両神山。登ってみたいと思いつつ公共交通機関のアクセスが良くないので、車を借りていつの日か。
山頂には宝登山神社の奥宮があります。
二礼二拍手一礼。今年一年の健康と山旅の安全を祈願。
ちなみに奥宮の立て札によると、宝登山の名の由来は故事にちなんだ「火止山(ほどさん)」から転じたものだそうです。おそらく防火の願いが込められていたのでしょうねえ。宝の山ではなかったのだ(^^;)。
奥宮前の茶屋で缶ビールを買って、ぶらぶらと山頂の蝋梅(ろうばい)林を花見散歩。
宝登山といえば、蝋梅(ろうばい)。
独特な甘い、いー香り。
例年二月が満開時季だと思うのですが、今年は暖かいからね。6〜7割くらいの木がほぼ満開。
こちらは寒桜。12月頃から咲き始めるそうです。
山頂でのんびり遊んで長瀞駅方面へ下山する。
長瀞駅から参道が延びる宝登山神社本殿へ。とその前に、参道の途中で昼めしだ。
13:50蕎麦屋 華さんにて、温かいきのこ蕎麦。薬味はすりごまと柚子皮、くーうまい!
観光地といえども昼の二時を過ぎると一旦店を閉めちゃうところも多いので、今日は食いっぱぐれずに済んでよかった。
さてでは、あらためて、
本殿にて手を合わせ、健康と山旅安全祈願。
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今日の温泉は「星音(せいね)の湯」さんと決めていた。理由は長瀞駅前から毎時30分ごとに無料の送迎バスが出ているから。
次のバスの出発時刻15:30まで参道をぶらぶら。今日はほんと余裕があるなあ。いつもだと時間に急かされてバタバタ旅が多いので(^^;)。
参道の途中で造り酒屋「長瀞蔵」さんの酒蔵兼ショップに立ち寄る。その時たまたま客が私たちだけだったので、次から次へと6本ぐらい試飲させていただきました。中には季節限定の貴重なお酒も。
酒米ではなく食用米を使った珍しいにごり酒を一本購入。甘酒「あまとろ」も。
15:30、長瀞駅前からシャトルバスに乗って温泉へ。
秩父名物「味噌こんにゃく」をアテに、風呂上がりビールで締め。
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今年最初の山行もケガなく、無事終了。
今年はどんな山、旅の年になるのでしょうか。
たのしみじゃ。