2018年5月2日(水)
朝5:00起床。部屋のテラスでぼーっと東シナ海を眺めながら旅を反すう。
7:00、部屋の半露天風呂に湯を張りこれまたぼーっと海を眺める、なにもしない至福のとき。
7:40、風呂から上がってパッキングを始め、8:15宿の朝食。
胡汀路てぃーださんの丁寧で美味しい朝食。
さてでは、名残惜しいですが出発(9:00)。
旅行中島内の移動はすべてレンタカーで、島の周囲をぐるっと囲む県道がメインなのですが、実際使うのは常に島の東側の道路ばかり。理由は、島の西側には「西部林道」という長さ12kmの細くくねくねと折れ曲がった薄暗い道があり、そこを通過するにはとても時間がかかるからです。
でもそこには照葉樹が生い茂る原生林があり、屋久猿や屋久鹿が自由に往来するまさに「サルとシカの歩行者天国」なのだ。
西部林道を抜けると、三日目に宿泊した「民宿ながた岳」さんの前を通り、四日目にアカウミガメと一緒に泳いだ一湊海水浴場を通過。さらに、一日目にリバーカヤックを体験した宮之浦川を渡って、屋久島空港へ。たのしかった旅行もあっという間に終わります。
ガソリンを満タンにしてレンタカーを返却。
六日間の全走行距離は407.6km。屋久島の周りを約四周走ったことになる。
もう運転しなくてもいいので、お疲れ乾杯ビール。
屋久島空港の天気はさほど悪くなかったけれど、鹿児島空港の空がかなり荒れているということで空港アナウンス曰く「鹿児島空港に着陸困難であれば、屋久島に引き返すか、福岡空港に着陸します」だって。困ったねー。
12:35、行きと同じ双発プロペラ機で屋久島を約30分遅れで離陸。幸い、無事鹿児島空港に着陸できて予定通り東京に戻ってきました。
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屋久島は四年ぶりの再訪でした。どんな旅行先も終わってみればたのしい思い出ばかりで「また来よう」と思うものですが、実際はなかなか再訪叶わず「どうせ行くなら新しい場所見たことのない景色を」となってしまいます。
但し、屋久島は別だなあ。のんびりとした島時間と圧倒的な自然、そして移住者も含めた島のひととのふれあいが心地いい。奥が深い。再々訪必至、ですな。
<おしまい>