2018年4月29日(日)
5:30、起床。昨夜の宿の夕食で出た自家製パンの残りを朝食にして、
6:00、レンタカーに乗り出発。夜が明けてきたー。
登山口は前回の屋久島旅行でも立ち寄った「千尋(せんぴろ)の滝」展望台駐車場。
登山口にある千尋嶽神社で手を合わせ、山旅安全祈願。
6:50、登山スタート。
事前の調べで、モッチョムはとにかく登山口から山頂までずーっと急登と散々見聞きしてましたので、気合と覚悟で歩き始めました。
たしかにいきなりの急登でしたが、登山道は木の根がまるで階段のように張り出し、四つん這いになって手足を使えば案外登りやすい。
小学校6年生もモッチョム登ってるんだあ。
喫茶どうぶちのマスター曰く昨日の太忠岳は「幼稚園の卒園記念に登る山」だそうですが、このモッチョム岳は地元の小学生の卒業記念に登る山なのかもしれませんね。勝手な想像ですが、大人に近づくための通過儀礼なのかな、なんてね。
ともあれ、
苔の森
ロープをぐいぐい登ったり
サクラツツジ
1時間ほど登って、
8:00、万代杉(ばんだいすぎ)到着。
屋久島には樹齢3,000年を越える杉は発見されているだけで6本あるそうです。縄文杉、紀元杉、弥生杉、大王杉、大和杉、そしてこの万代杉。
見上げると圧倒される。かっこいいー。
屋久猿の親子ー。
モッチョム太郎
さてここで、早め早めのOS-1ゼリー(^^;)。
開けた場所に出てきた。うーみー!
モッチョムの山頂も見えたっ!
花崗岩むきだしの山肌が怖いくらいかっこいい。
さー、最後の岩山をよじ登ります。
9:55、モッチョム岳山頂到着。
うはー、絶景ぇー!
この景色見るために汗かいて三時間登ってきました。
山頂に座ってのんびり海を眺めながら初日に買ったパン食って昼飯。
山頂から海側へ少し下りると祠がありました。手を合わせ山旅安全祈願。
10:40、さて下山。
ギョリンソウ
13:25、無事下山。
下山後、千尋の滝を観にいく。
さーレンタカーに乗って島を反時計回り北へ移動します。
楠川温泉で汗を流す。ここは冷泉をボイラーで加熱した温泉ですが貸し切り状態で超リラックス。
本日の宿は、民宿ながた岳さん。
宿から眺める永田岳。
実は「ながた岳」さんには前回の屋久島旅行でも宿泊しました。特に不満があったわけではないけど今回は別の宿をいろいろと探していて、でも結局「ながた岳ってご飯おいしかったよねえ」という理由で宿泊決定。
あと、民宿ながた岳さんってなんとなく「夏休み気分」なんよなあ。全然伝わらないと思いますが、畳でゴロ寝とか揺れる洗濯した海パンとか網戸越しに差す西陽とか。
このあたり、永田いなか浜は夕陽がきれいということでも有名。晩メシ前、缶ビール片手に浜散歩。
浜沿いのお墓。毎日夕陽が当たるのですね。
ちょうど口永良部島(くちのえらぶじま)に陽が落ちる。
さてでは宿に戻って、夕食。
筍のホイル焼き。刺身は、白身のたるみ、ちびき、右はかんぱち。宿の息子さんが今朝トカラ列島で釣ってきたそうな。
左はトビウオの卵。
鯖のフライ。
いやー、相変わらずご飯うまいわ!大好き。
宿の女将さんから「ウミガメの産卵が見られるかもしれないけど、どうする?」と聞いて驚いた。ウミガメの産卵観察会は前回体験済みですが、今回事前の調べで観察会は5月1日からとなっていたので諦めていました。詳しく聞くと女将の知り合いが好意でウミガメ産卵の案内をしてくれるらしい。もちろん、お願いします!21時、観察会事務所のトイレ前に集合ということで。
25分遅れくらいで案内人登場。
浜に出てしばらく歩きましたが、ウミガメは産卵に現れず。案内人さん曰く「明日の朝5時に来たらひょっとしたらウミガメ見られるかも」というので、明日朝再チャレンジをお願いして宿へ帰る。
月夜で星はあまり見られませんでしたが、海風心地いい。
今日は疲れた。明日はのんびり。
ゆっくり就寝。
<つづく>