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南アルプス南部縦走(3)

クモマユキノシタ

 

南アルプスを歩く、三日目。

本日は長丁場になる予定、早め

の行動が肝心、なのですがさて。

アルプスの大きさを実感する旅。

 

■2017年8月13日(日)

 

3:30起床。

 

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外はきれいな星空。今日も(朝は)天気がよさそうだ。

 

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まずまずの天気。

 

5:10、スタート。

 

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20分ほど歩いて湧き水。

 

山小屋はたいてい周りの地形よりも低い場所に建てられていることが多いので、朝は急登になりやすい。体がまだ起きてない感じでいつも苦労する。

 

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岩のころがる急坂をぐいぐい登る。

 

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ザレ場をぐいぐい。

 

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朝日が昇ってきた。この天気がいつまで保つことやら(^^;)。

 

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遠くに昨日の小河内岳(おごうちだけ)が見える。天空の城みたい。

 

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2時間ほどで稜線に出る。ガスってきたなあ。

 

登りで汗をかいたあと、ちょっと日が陰ると肌寒くなりお腹がユルくなってきた。念のため「ストッパ下痢止め」を一錠飲む。今回初めて服用したけど、いやー持っててよかった、助かりました。

 

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7:55、荒川前岳(標高3,068メートル)山頂に到着。荒川岳は前岳・中岳・悪沢岳(東岳)の三山の総称。

 

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10分程度で悪沢岳方面と赤石岳方面の分岐点に着く。

 

ここで大きな荷物は置いて貴重品や水・雨具等だけ持って悪沢岳(わるさわだけ)まで往復する。

 

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8:20、荒川中岳(標高3,084メートル)山頂。前岳と中岳は比較的近いのですが、悪沢岳(東岳)は中岳から離れていて、標高差も一旦下って登り返すので200メートルくらいはある。

 

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中岳避難小屋が見えてきた。ここから悪沢岳(わるさわだけ)が遠い。

 

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ぐーんと下がっていく稜線が見える。稜線の南側斜面のみ雲に覆われ、北側は晴れている。おもしろい。

 

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北側はこんなかんじで青空も見える。

 

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悪沢岳(わるさわだけ)までは遠かったけど、花の道でした。

 

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タカネナデシコ

 

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タカネヒゴタイ

 

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白いのはコバノコゴメクサ?、赤紫のはイブキジャコウソウ。

 

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9:30、悪沢岳山頂に到着。標高は3,141メートル、日本第6位の高さ。

 

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イワツメクサとイブキジャコウソウ

 

さてでは、戻ろうか。

 

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コバノコゴメクサ

 

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コバノコゴメクサの群生

 

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イワヒバリ(たぶん)。

 

10:50、赤石岳方面の分岐点に戻ってきた。ここまで荷物が軽かったので快調でしたが、また重い荷物を背負って歩き出します。どんどん下る。

 

このあたりで時間が気になり始めた【重要】。

 

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タカネヨモギ。ハーブのような薬のような、独特の香りがする。

 

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ハクサンイチゲ

 

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地道な努力に頭が下がります。

 

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ウスユキソウ

 

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これはラッキーショット。渡りをする蝶として有名なアサギマダラ。

 

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11:40、荒川小屋に到着。新しそうなきれいな山小屋でした。

 

赤石岳分岐あたりからうっすら気になっていた時間の問題ですが、ここで地図(昭文社「山と高原地図」)を出して確認すると、現在地荒川小屋から本日の宿泊地「百間洞山の家」までコースタイムで5時間という。てことは到着時刻は17時超、えーやばい!

 

実は今回初めて、山行計画を立てるにあたって参考にしたコースタイムはインターネット上のサイト「ヤマケイオンライン」でした。ヤマケイオンラインだと本日の行程は10時間のところ、昭文社の地図だと13時間。3時間も違うとアセるよねえ。

 

加えて要所要所で建っている道標には150分とか210分とか書いてあり、これも不安材料。

 

実は「百間洞山の家」には一ヶ月前くらいにダメ元で予約の電話をしてまして、その時はやはり「10名以下の予約は受け付けていません」と断られました。と同時に「なので16時までには小屋で受付を済ませてくださいね」と言われていたので尚更アセります。

 

というような内容の会話を友人と荒川小屋の前でしてたら、近くの椅子に座って優雅に新田次郎の文庫を読んでたオジさまから「僕は今朝、百間洞からここまで歩いてきましたよ」と声をかけられた。朝5時に百間洞を出て9時にここ荒川小屋に到着。天気がよくないので今日はここまで。テントを張ってのんびりしている最中とのこと。優雅だ、そんな旅したい(^^;)。

 

閑話休題。

 

オジさま曰く「百間洞まで4時間、大丈夫ですよ。距離は長いけど難しい場所は無い、だらだらメリハリの無い登りと下りです」とのこと。さらに「今日、百間洞山の家に泊まるということは明日は聖岳ですか?だったら今日中に百間洞まで行ってないと、明日が厳しいですよ」とアドバイスをいただきました。

 

貴重なアドバイスを得て、とにかく今日は百間洞まで行くしかないと覚悟する。

 

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この辺りはまだナナカマドの花が咲いていた。初夏のよう。

 

と思っていたら、

 

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アオノツガザクラとか、

 

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コイワカガミとか、

 

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チングルマとか!

 

ここは北斜面なので、きっと雪解けが遅いのでしょうね。思いがけず初夏の花々がたのしめました。

 

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さー、巻きでいきますよー!

 

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13:20、小赤石岳(標高3,081メートル)山頂に到着。

 

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13:35、赤石岳方面へ向かう道と椹島(さわらじま)へ下山する道の分岐点。一瞬迷う「今日はこのまま赤石小屋に泊まって翌日下山しちゃうか」。いやいや、それはないな。

 

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前方には赤石岳が見える。あれを越えていくのだ。

 

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13:50、赤石岳山頂に到着。標高は3,121メートル、日本第7位の高さ。ちなみにこれでトップ10の内まだ登ってないのは、槍ヶ岳と大喰岳(おおばみだけ)の2座のみとなった。標高トップ10制覇を目指していたわけではないので「いつの間にやら」というのが正直な感想。

 

山頂直下の赤石岳避難小屋は周りに遮るものがない見晴らしのいい場所に建っており気持ちよさそう。天気が好ければ満天の星空もたのしめるんじゃないかなあ。いつか、日程の余裕を持って泊まってみたい。

 

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30分ほど下って道標が現れる。百間洞山の家まであと2時間か。どこまで詰められるか。

 

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雲が流れて稜線がよく見えるのがせめてもの救い。

 

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青空も拝めたりして。

 

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幸い体の調子はいい。足が自然と前へ出る。

 

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15:10、百間平に到着。あと40分、16時に間に合うかも。

 

ここからの下りが長かったなあ。

 

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テント場を通過。沢沿いの道を小屋へ向う。

 

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着いたー!15:45、百間洞山の家(ひゃっけんぼらやまのいえ)。受付を済ませ、とりあえず寝床と食事は確保。ふーやれやれ。

 

結果的には当初の「ヤマケイオンライン」に沿った予定より30分程度の遅れで到着。今回の反省点は、オンライン地図で計画を立てた場合でも、後に買った昭文社の地図と必ずコースタイムの照合はすること。

 

今日は登山客が多いそうで、屋根裏部屋を指定される。3階建ての、さらにその上。

 

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屋根裏部屋で、お疲れ乾杯ビール。

 

混んでいるとはいえ、ひとり一畳は余裕で確保。この南アルプス南部エリアは交通アクセスがイマイチなせいか、心配していた強烈な山小屋での混雑は一度も経験しませんでした。

 

そして、

 

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夕飯、百間洞名物の「とんかつ定食」。赤石岳からのダラダラ下山、本当にしんどかったけど、このとんかつ定食に救われました。頑張ってよかったー(^^;)。

 

この夕食時、相席となったオジさまと山バナシ。オジさまは我々とは逆コースで過去3回もここを歩いているとか。明日の聖岳まではとにかくアップダウンが激しいとのこと。そうか、それを聞いただけでも価値あり覚悟が決まる。

 

つづく

 

| 山ある記 | 23:44 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
こんにちは。お花がいっぱいですてきな山旅でしたね。
わたしもヤマケイのヤマタイムで登山計画を立てています。ヤマプラなど他のものに比べて休憩も1分刻みで設定できるしコースタイム比率も細かくできるので便利なので。でも昭文社の地図のタイムと違うことに気づいていませんでした。気を付けないといけないですね。
つづきを楽しみにしています。
| roku | 2017/08/31 8:03 AM |
わーrokuさん、こんにちは。
たいへんな時にコメントいただき恐縮です。

いつも昭文社の地図を携行していて、大体
そのコースタイム通りに歩けているので
個人的にはかなり信頼しております。

今回は横着してネットで計画を立て、でも
実際の山行には信頼している昭文社の地図
を持っていくというチグハグなことをして
しまったのが失敗の元。それでも事前に
コースタイムを照合していれば防げたの
でした。うっかり。よい教訓になりました。


| よ | 2017/08/31 9:42 PM |
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