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熊野古道と風の神さま

熊野古道と風の神さま

世界遺産の熊野古道といえば
和歌山、というのが私の勝手
なイメージでしたが、三重県
にも、伊勢神宮から熊野三山
(本宮大社、速玉大社、那智
大社)を目指す参詣道がある、
と知ったのは今年の始め。

昨年同様、今年も伊勢神宮を
お参りしたい、と思っていた
私に友人が、伊勢神宮からも
熊野古道が歩けるらしい、と
教えてくれました。

調べてみると、伊勢神宮から
三山のひとつ熊野速玉大社に
いたる道を「伊勢路」といい、
その距離全長約200km。

かつて私が歩いたスペインの
巡礼路カミーノみたいだ、と
興味をそそられ、お伊勢参り
ついでに、その一端を歩いて
みました。
 

4月3日金曜22:10、新宿発の夜行バスに乗って三重県を目指す。東京は花散らしの雨。バス走行中も外はバチバチと雨音が激しく、なかなか寝付けない。ウトウトしつつ、たまに目を覚ますとまだ雨が降っている。

熊野古道と風の神さま
翌朝5:20、瀧原宮前バス停で下車。とりあえず雨は降ってないけど曇り空。

さて、まずは伊勢神宮の別宮「瀧原宮(たきはらのみや)」を参拝してからスタートしたいと思います。

熊野古道と風の神さま
白木の鳥居をくぐると、まっすぐに伸びる参道。朝早いからか参拝者はひとりもいません。鎮守の杜はすがすがしい空気に満ちています、深呼吸。気持ちいい。

熊野古道と風の神さま
しばらく参道を歩くと右手に「御手洗場(みたらし)」の文字。ゆるやかな石の階段を下りると小川が流れている。伊勢神宮の内宮(ないくう)と同じだ。

禊(みそぎ)を済ませ、いざ参拝。

熊野古道と風の神さま
四つの社を順序にしたがってお参り。

熊野古道と風の神さま
大木(神木?)と瀧原宮。

だんだんと明るくなってきました。

熊野古道と風の神さま

熊野古道と風の神さま

昨年(平成26年)式年遷宮で新造された社は白木がとても美しく、手を合わせていると気持ちがすーっと洗われる。

熊野古道と風の神さま
意外と今日は晴れるかもねー。1時間ほどかけてたっぷり参拝。

帰り道、この参道を突然5〜6頭の鹿の群れが左から右に走って横切る、びっくりしたー!野性味たっぷり(^^;)。

深い杜はそれだけで神聖な気がして、大昔の日本人が信仰や畏怖の対象として自然を「八百万(やおよろず)の神」と崇めた気持ちに納得。なんども大きく深呼吸。

--
さて、熊野古道へ。

瀧原宮から歩いて約15分、JR紀勢本線の滝原駅へ。

熊野古道と風の神さま
駅は桜満開。

滝原駅から電車で25分、梅ヶ谷駅下車。ここから歩き始めます。

熊野古道と風の神さま
梅ヶ谷駅前の八桂神社も桜満開。

熊野古道と風の神さま
白いタンポポ。

熊野古道と風の神さま
つくし。里山の春。

熊野古道と風の神さま
田んぼは代掻き(しろかき)の季節。かえるの声が涼しげ。

梅ヶ谷駅から15分ほど歩いて川沿いの林道に入ります。

熊野古道と風の神さま

熊野古道と風の神さま

熊野古道と風の神さま
約25分ほど林道歩きののち、いよいよツヅラト峠に入ります。

そして、登ること約10分。ぱぁーっと視界が開け、

熊野古道と風の神さま
峠の見晴台。熊野灘を一望、中央に浮かぶは大島。超気持ちいい、来てよかったー!

さて下山。

熊野古道と風の神さま
手を合わせ、山旅安全祈願。

熊野古道と風の神さま
石畳の峠道。これぞ熊野古道。

熊野古道と風の神さま
里に下りてきました。志子奥(しこおく)。

熊野古道と風の神さま
代掻きを終えた田んぼ、桜、春のやわらかい日差し。

--
さて、ここからしばらく車道歩き。比較的大きなまち紀伊長島に到着。このあたりは「魚まち」とも呼ばれる魚のまち。昼メシは当然鮮魚でしょう。与太呂寿司さんで海鮮丼、うまい。

店内のほかのお客さんから「どこから来たの?」と声をかけられ、我々の汗臭い格好をみて「山登り?」といろいろ質問を受けました。「熊野古道を歩いてるんです」と答えると「へーすごいね、私歩いたことない」との反応。地元のひとほど身近な観光資源にあまり関心が無いという典型だなあと思いました。私も兵庫県の山登ったこと無いもんね(^^;)。

満腹になり店を出ると、なんと空がどんより曇ってました。えー、さっきまでの晴天はなんだったの???

アセりました。今日の予定ではあと2つ峠を越えなければならない。降り出すとやだなあ。足早に海沿いの道を歩きます。紀伊長島駅前を過ぎ、長島橋を渡る。

スペインのカミーノと違って、熊野古道は街なかに入ると道標が無くなり、道が合っているのか不安になる。ちょうどそんな心持のとき、崖の上に野生のサルを見つけて「わー、サル」とハシャいでいると、地元風のおばさまに声をかけられた。「このへんはサルも多いのよ。で、どちらに行かれるの?」と訊かれたので「熊野古道を歩いています、次は一石峠(いっこくとうげ)に向かいます」と答えると、おばさま「あら、こっちは遠回りよ。長島橋まで戻って右に、長島トンネル(歩道用)を抜けるほうが早いわよ」とのこと。おーありがたいアドバイス。雨も降りそうなので、近道大歓迎〜!

トンネルを抜けると、雨でした(^^;)。とうとう降り始めたよ、とほほ。あわててレインウエアを着て、ザックカバーを着けて歩き出す。

しとしと降る雨の港町はそれなりに風情ありますが、とにかく先を急ぎます。

IMG_7445.JPG
一石峠入り口の地蔵さま。

IMG_7451.JPG
三浦峠の見晴台から、大島。上掲のツヅラト峠から眺める大島と見比べてください。同じ日とは思えません(^^;)。

IMG_7458.JPG
雨でかすむ峠道。

さて、本日のゴールは三野瀬駅。初の熊野古道歩きはこれにて終了、歩行距離約20km。宿に電話して迎えに来てもらいます。

本日の宿は、古里温泉の民宿「桃太郎」さん。名物は海鮮石焼。

IMG_7466.JPG
うに。甘い甘い、うまい〜。

IMG_7479.JPG
さざえと伊勢えび

IMG_7481.JPG
うちわエビとアワビ

ご主人の好意でコスパ高い海産物が山盛りですが、食べきれない〜(^^;)。

--  
二日目

朝、宿のご主人が車で紀伊長島駅まで送ってくれました。JRを乗り継いで伊勢市駅へ。まずは外宮(げくう)。

IMG_7496.jpg

今年も伊勢神宮を参拝したかった理由。それは「風の神さま」にお礼参りがしたかったから。伊勢神宮には外宮・内宮ともに「風宮(かぜのみや)」という風の神さまを祀った社があります。蒙古襲来の際にも神風を起こしたとか。

私は風のわたる山が大好きです。山だけじゃない、玄関からリビングやベランダに風が抜ける住まいも好き。汗だくの山登りも風がわたるだけで生き返るし、雨雲も吹き飛ばしてくれる風に何度も「ああ、ありがたい」と手を合わせたことがあります。

昨年伊勢神宮の風宮を訪れた際、ここがその気持ちのいい風の総本山かも、と思ってしっかりお参りしたのでした。そのおかげか、昨年の山行や屋久島旅行などではほとんど雨に降られることも無く「これは風の神さまのご利益に違いない」と思ったのでした。ちなみに、おととしは山へ行くたび悪天候に会い、結構怖い思いも(雷雨とか凍傷寸前とか)したのである。

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風宮(外宮)

IMG_7537.jpg
風日祈宮(内宮)

ともあれ「ありがとうございました。今年もどうぞよろしく。」と手を合わせてきました。

参拝のあとはたのしい「おはらい町&おかげ横丁」をぶらぶら食べ歩き。

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この日はちょうど五十鈴川さくら祭りの最終日でした。

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伊勢萬さんで「しぼりたて生原酒」をチョイ呑み。

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IMG_7606.jpg

IMG_7613.jpg

やっぱりいいな、三重県。
熊野古道の続きもあるし、また来よう。

<おわり>
ながなが長文、おつきあいありがとうございました〜。

 

| 旅ある記 | 23:36 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
お久しぶりです。このページ見てなかった! 「風の神様」リンクで飛んで来たのですが、私も風が大好きで、よっちゃんさんの気持ちとてもわかります。冬の晴れた日の朝に、上空に吹く風とか、5月くらいになると窓を開けて風を感じられて嬉しいです。

それにしても熊野古道は私も行きたいところです。
写真、本当におキレイですね!!ほれぼれします。写真集が出来そう。
| チウチウ | 2015/07/06 2:08 PM |
チウチウさん、こんにちはー。
まいどコメントありがとうございます!

チウチウさんも「風好き」でしたか。
心地よい風が吹くだけで、ふっと
気持ちがラクになったり、
リラックスできる、
不思議ですね。

熊野古道は魅力的ですねえ。続きが
たのしみです。今年の秋かなあ。


| (よ) | 2015/07/08 11:08 PM |
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