7月17日(木)
6:40羽田発のJAL便で鹿児島へ。8:20鹿児島空港着。降りた同じゲートから数分後に屋久島行きの双発プロペラ機に乗り換える。
桜島だー!
9:20屋久島空港着。早い〜。国内旅行がいいのはこのアクセスの良さですねえ。海外だと前後1日〜2日は移動時間に取られますからねえ。
屋久島空港を出てすぐの観光案内所へ。島の地図やお店等のクーポン券付きガイド冊子をもらい、山の中で使うかもしれない「携帯トイレ(2個入り500円)」を買って、レンタカー屋さんへ。早割り予約していたので一日4,000円程度、島滞在中の6日間レンタカーのお世話になりました。
島では比較的大きな町「安房(あんぼう)」へ。まずは腹ごしらえ。
トビウオの唐揚げ定食@レストランかもがわ
満腹になり、さっそく「ヤクスギランド」へ。「〜ランド」という名前からテーマパークと勘違いするひとが多いそうですが(笑)、実際は林野庁の自然休養林。豊富な水量の清流と圧倒的存在感のある杉と苔の森。入り口で環境整備協力金300円を払って、いざスタート!
杉の木にツガやナナカマドなど別の植物が着生して複雑な森を形成しています。ぱっと見なんの木かわかりません(^^;)。
この鹿はとても人に慣れていて、駐車場に戻ったところでも会いました。土産物屋の横で観光客のカメラに囲まれポーズをとり、我々は彼のことを「よっ、営業部長!」と呼んでいました(笑)。
屋久島は花崗岩等でできた島で植物の根が深く張ることがないそうです。だから倒木も多く見られました。そんな倒木を苗床にした新しい芽吹きを「倒木更新」というそうです。また、林業によってできた切り株の上に二世、三世の植物が育つ「切り株更新」もたくさん見ることができました。倒木によって下草に太陽の光が入ることにより新たな森が再形成されることを「ギャップ更新」というそうです。以上の知識はすべてヤクスギランドで学びました(^^;)。園内はとてもよく整備されていて歩きやすく、屋久島入門として最初に訪れるのにはぴったりでしたねえ。
ヤクスギランドを出た駐車場で車の誘導をしていたおじさんから「紀元杉はもう見たの?」と声をかけられ、見に行く予定もなかった我々は「いいえ」と応えると、「見に行ったほうがいいよ、すぐ近くだから」とのこと。車で約5分。
うわーすごい。紀元杉、樹齢3000年!直接さわることのできる屋久杉です。行ってよかったー。
急きょ予定を追加したり寄り道できるのがレンタカー旅のいいところですよねえ。
山を下りて「尾之間温泉(おのあいだおんせん)」へ。島内唯一の源泉かけ流し温泉だそうです。たしかに湯量たっぷり、しかも熱い!
尾之間に住むひとは無料だそうで、地域の銭湯なんですね。みんな湯船には浸からず、床にじかに座って体を洗いながら世間話しています。ちなみに住民以外は200円、安い!
さっぱり汗を流して、島のもっとも南にあたる平内地区、本日の宿「BLUE DROP」さんへ向います。杉の香りのするいいお宿。
BLUE DROPさんではアルコール類を置いてないので宿に着く前にビールを買おうと店を探すのですが、酒屋もコンビニも全然無い。やっと見つけた「井尻商店」さんでなんとか買うことができました、助かったー。以後、島滞在中は何度かお世話になりました。
初日からいっぱい汗をかいたので宿の洗濯機を使ってお洗濯(200円)。洗濯物を干してビールを飲んですこし昼寝したり、いやーなんだかカミーノの旅のようですな。
そして、夕食。
カメノテ
トビウオの刺身
明日は縄文杉、歩け歩け10時間コースだ。早々に就寝〜。
<つづく>